ほのぼのバイク日記

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<<   作成日時 : 2008/04/13 23:25   >>

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浜名湖の湖畔は好天に恵まれ、夏物のメッシュウェア越しに感じる風が心地良い。
20度まで上がった気温の中、どこからともなく小鳥のさえずりが聞こえ、
バイク日和というのは、こういう日の事を言うのだろうと思った。

今日は、普段桶川で練習を重ねる20人のメンバーと共にレインボー浜名湖へ来ていた。
二日間の貸切合宿で、両日ともS浦さんとF山さんにインストラクターをご担当いただく。

前年度セーフティージャパンインストラクター大会のチャンピオンによる教えを、
大好きな仲間達と受けるスクールは、ずっと前から心待ちにしていた一大イベントであった。

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<1日目 車両:CB400SF Spec3>


(1)急制動とオフセットスラローム

最初の課題は、急制動とオフセットスラロームを使った基礎練習だった。

(^ー^)「ターンの仕方には、大きく分けて二つの方法があります。」

【Aパターン】
パイロンに向かって直立状態で減速し、ブレーキをリリースしながら、
小回りしてすぐにバイクを直立状態に戻す方法

【Bパターン】
パイロンに向かって大きく入り、バンクさせながらながら減速し、
そのまま加速状態に入ってバイクを立ち上げる方法。

気持ちよく走るという意味では、Bパターンのライン取りをする方が好ましいが、
この曲がり方は時としてバンク角に頼ったターンになりがちである。
バイクの後の方に乗り、減速して舵角をしっかりつけてやる事を意識するためにも、
今日はAパターンでオフセットを走るようにS浦さんから指示があった。

(゚Д゚)「・・・・すごくゆっくりでしか曲がれません。。。」

私の技術の未熟さを差し引いても、他の参加者の方と比べて旋回速度が出ない。
止まるのでは無いかと思う速度にまで減速しないと、ハンドルが切れないのが原因のようだ。
S浦さんに質問してみたところ、先導をしていただけることになった。

(^ー^)「スピードを残してみましょう。大切なのはフォームです。」

ターン中にフロントはあまり使わず、リアだけを残してスピードを維持するようにとのアドバイス。
Aパターンのターンでスピードが残せないのは、ハンドルの使い方が下手なのではなく、
フォームの作り方、つまり身体の使い方による荷重移動が未熟なことが問題点のようだった。

首を回し、肩を回し、おへそを回して、身体の捻りをとにかく意識する。
身体をしっかり引いて後輪に荷重を乗せながら、上半身を楽にするようにとのこと。

(゚Д゚)「む・・・・難しいです。」

しっかりフォームが作れていると、ターンの内側の肘が曲がることはなく、
両腕ともが伸びている状態となるらしいのだが、
身体の捻りが足りなかったり、身体の引きが足りなかったりして、
内側の腕を畳んでしまって前のめりの姿勢になることが多かった。

浜名湖は、『フォーム作り』をとても大切に教えてくれる場所だが、
このフォームに対する意識は、二日間の私の課題となるのだった。


(2)コーススラローム

午後からは場所を変えて、コーススラロームを走った。
コースは二種類用意されて、スタート位置が隣接した選択制となっていた。
市街地コースに作られた、ラインを考える必要のあるコーススラロームと、
直線パイロンスラロームやオフセットスラロームで構成されたコースだ。

特に身体の使い方を練習したかったので、
パイロンで構成されたスラロームを中心に走る事にした。
アクセルワークのシビアなCB400でパイロンスラロームをする時、
スムーズに走るためにはアクセルの遊びを意識して取る必要がある。

(^ー^)「アクセルを戻したら、すぐに遊びは取ってしまいましょう。」

この習慣づけをするために、少しペースを落としてコースを走った。
チェーンの弛みを取りながら、じわじわ開ける事を意識する。

コースに作りこまれたセクションのリズムを肌で感じながら、
試行錯誤を繰り返しながら走るのは、とても楽しかった。
そこには、走行順序とか前後関係なんて全く関係なく、
ただ、ただ、ひたすらに自分と向き合う時間であった。

浜名湖のスラロームは、静かだが、しかし熱い。


(3)8の字

1日目の最後は、時間一杯まで8の字を回った。
広い浜名湖のコースに20箇所作られた一人一人のスペースに別れ、
思い思いに二本のパイロンの間で曲線を描き続けた。

ターンの時に、内側の肘が曲がらないくらいに身体を捻ると言う事は、
視界に車体後ろ側のパンパーが入るくらいに横を見ることになる。
それくらい肩を後に引いて初めて、後輪に十分な荷重を乗せることが出来るらしい。

(゚Д゚)「バ・・・・バターになりそうです。」

止まろうと思ったが足がつってしまい(笑)、
時間一杯までひたすらにCB400と走り続ける事となった。

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<2日目 車両:CB750>

練習車両をCB750に乗り換えて、合宿は二日目に突入する。
CB750に乗るのは、教習所以来で、なんだかとても懐かしく思えた。

アクセルは思ったよりもさらにマイルドで、
とても大きいVTRと言う表現がピッタリな印象だった。
車体が比較的重く、動きがゆっくりで挙動が素直なので、
操作とバイクの動きの関連がとても分かりやすいと感じた。

(゚Д゚)「いいですねー。CB750。」


(4)直線パイロンスラロームとオフセットスラローム

5m間隔の直線パイロンスラロームと、5m間隔のオフセットスラローム。
10m間隔の直線パイロンスラロームと、10m間隔のオフセットスラロームが用意された。

(^ー^)「げそ天さんは、右ターンよりも左ターンの方が苦手ですか?」

S浦さんによると、左ターンのときの身体の捻りが右と比べて小さいらしく、
結果として左ターンの向き変えが遅れがちになってしまっているらしい。

車体が大きくなった分、しっかり自分の身体を動かして姿勢を作らないと、
荷重移動が不十分になりがちで、とても為になる練習時間となった。
CB750がライディングの基本マシンと言われる理由が良く分かった気がする。

フォームを意識しながら走り、だんだんと整ってくるに従って、
バイクが思ったように動くのを感じたし、上半身の力が抜けていくのを感じた。


(5)コーススラローム

前日と同様に市街地のコーススラロームとパイロンで作られたコーススラロームを走った。
癖の無い出力で回るエンジンを唸らせながら走るのは、とても気持ちよかった。

(^ー^)「大切なのは、理想のラインをイメージすること。」

一緒に練習させていただいていた先輩ライダーからアドバイスを受ける。
コーススラロームというのは、応用問題。
基礎練習で培ってきた基礎技術を、コースのどこに当てはめるのかを考えながら、
理想の走りをイメージし、そのギャップを埋めていく練習なのだとのお話。

(゚Д゚)「ありがとうございました!」

こうした、普段はクラスが違うような上級ライダーさんとも共に走れるのが、
貸切や合宿の一つの魅力だと、強く思う時間であった。


(6)一本橋

合宿の最後は、一本橋と8の字を選択して練習できるレイアウトとなっていた。
私は、迷いなくバランスの神(S浦さん)による一本橋セクションで練習させてもらうことにした。

初めてのCB750だったので、一本橋は苦しいのではないのだろうかと思ったが、
1速のアイドリングが力強いため、アクセルワークを放棄しても一本橋が成立する。
アクセルは一切回さず、その代わり左手に意識を集中して一本橋に望んだ。

(^ー^)「45秒。いい感じですね。」

アクセルが一定であることのメリットを、実感する瞬間であった。
これに味をしめ、以降はこのアクセル放棄方式で一本橋に乗るのだが、
脱輪やエンストが続き、成功率はさんさんたるものとなってしまった。

アイドリングだけの様な小さな駆動力で取り戻せるバランスの崩れは、
実はそれほど大きくない崩れだけになってしまうようである。
つまり、それだけ早めにバランスの崩れを察知して操作する必要があるらしい。

(^ー^)「呼吸が大切ですよ。止めるとバランスが崩れやすくなります。」

そして、それでも落ちそうになった時は、身体をしっかり落ちそうな方向に入れ、
ハンドルを落ちそうな方向に切り、逆にバイクを直立させる。
この時に、強く後ブレーキを使って車体を止めることも重要。
そして、その反力を使ってハンドルを逆に切り返し、
一本橋の中央に復帰するようにアドバイスを受けた。

今日の教訓を糧に、小さな駆動力を自在に使えるようになりたいものである。
とても勉強になり、楽しいひとときであった。


(7)まとめ

見知った顔で満席となった送迎バスに乗っていると、
まるで自分が桶川にいるような気がしたが、
後を振り返ると所長をはじめ浜名湖スタッフ一同が手を振っておられた。

(゚Д゚)「素晴らしい時間をありがとうございました!」

手を振りながら、色々なことに感謝した。
素晴らしいスタッフの皆様に、素晴らしい仲間達。
企画・運営からビデオ撮影やコース内での助け合いなど、
いたるところに気遣いや思いやりが溢れていたと思う。

そんな仲間達の中にいることを誇りに思うと共に、
自分も人の為に何か出来る人間になりたいと強く思った。

本当に、多くのものを学んだ二日間であった。

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