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鈴鹿のコース図を片手に、二俣川に作られた仮想全国大会法規セクションを歩く。 朝から梅雨の晴れ間の強い日差しが降り注ぎ、 鈴鹿サーキットの暑い夏を連想させた。 (゚-゚*)「ほら。私達は頭悪いんだから、足で覚えるんだよ。」 (゚Д゚)「ハイ!」 今日は、神奈川特練に来ていた。 頭の悪い新人2人は、練習前のコースをひと歩き。 熱い練習は、今日で2回目を迎える。 本日の練習メニュー-------------------------------- 〇:法規履行走行 〇:ブレーキング 〇:スラローム 〇:コンビネーションスラローム 〇:コーナリング(曲路走行) 〇:応用千鳥走行 〇:ストレートブリッジ(一本橋走行) 〇:傾斜地走行 〇:悪路応用走行 〇:ブロックスネーク(障害屈折峡路走行) 〇:レムニー(8の字)走行 -------------------------------------------------- 1.コース設営 雨の前回とは異なり、気持ちよく晴れ渡った今回。 そんな天気も手伝って、今日は全ての課題を作ることになった。 (・ー・)「蟻塚崩しに行くぞ。」 (゚Д゚)「ありづか?ですか?」 傾斜地を作るための木材のビニールシートを剥がすと、 中から大量の蟻とタマゴに、ムカデやクモが姿を現した。 (゚Д゚)「お食事中の方、申し訳ありません。表現できない状態になっています。」 毎年恒例のイベントらしいが、それはもう壮絶な光景であった。 舞台装置の様に、それらを陽の当たる二俣川に並べたら、いよいよ練習開始である。 2.課題練習1(10:00-12:00) (゚Д゚)「よろしくお願いします!」 ゼッケン順に整列し、朝の挨拶が終わると、 選手達はそれぞれに、思い思いのセクションに散っていく。 練習には、自車両以外にも、神奈川二普協所有のレンタル車両を使わせていただける。 Kawasaki ZRXU400と、Honda CB400SF SpecUである。 (1)二輪のラインを考える 車体も軽く、旋回能力の高いVTR250に乗っている時は、さほど気にならなかったのだが、 ZRXやCB400でタイトな低速バランスを走ると、バイクが2輪であることを痛感する。 当然ながら、タイヤが描く軌跡は2本なのである。 その2本のラインを適切に描く事を考えた時に、 目の前にあって確認しやすい前輪を主に考えると、 『できるだけ早く直線につき、できるだけ遅く直線から離れる』 ことが、非常に重要であるように思った。 例えば、レムニー走行なら、こんな感じである。 実寸はもっと厳しいのだが、あくまでイメージということで(笑)。 赤い前輪のラインの後を、青い後輪のラインが追従する。 前輪が外側のラインギリギリに来たときも、 後輪はまだずっと内側を通っている。 だから、『できるだけ早く直線につき』、後輪を外に振る事が大切になる。 そして、線を踏まないギリギリの場所から再び旋回に入る。 後輪をしっかり外側につけることで、旋回の角度を減らすことができる。 つまり、『できるだけ遅く直線から離れる』ということになる。 そして、割と重要なのが、この時のマージンをどれくらい考えるかという事で、 自分の最高のイメージに、どれだけ余裕を加えて手前から旋回するかということだ。 (゚Д゚)「おっとっと!」 特にZRXに乗り換えた直後なんかは、このイメージが自分の技量よりもかなり上にあって(笑)、 その曲がらなさに、自分で驚いたりしてしまうわけである。 これらのことは、ブロックスネークや応用千鳥にも言えて、 車両を乗り換えてからの短い移動距離で、 すぐにイメージを合わせられる様に、練習を重ねていきたい。 (2)コーナリングは、最初に決める コーナリング等の定常円旋回は、私の苦手な課題の一つだ。 何が苦手なのかと言うと、タイムが出ないのである。 遅い。なんという、単純明快な問題点であろうか(笑)。 基準タイムオーバや、無理をしてのラインオーバを重ねて、 試行錯誤という名の泥沼にいる時、指導員さんからこんなアドバイスを頂いた。 (・ー・)「最初に角度と速度を決めることを意識してみたらどうですか?」 私は、スローインを意識しすぎる余り、 定常円旋回の前半でラインがふらつくと共に、 アクセルを使って姿勢を制御しようとしているらしい。 そうではなくて、ある程度のスピードを残したまま進入し、 減速しながらラインに乗せる事を意識して走らせてみる。 (・ー・)「3.4秒! 基準タイム内。」 なかなか切れなかったタイムを切れたと共に、随分安定感も増した気がする。 つまり、私には旋回を安定させるだけのスピードが足りなかったと言うことか。 そういえば、バイクはある程度のスピードが無いと傾けられない乗り物だった。 地面に引かれたラインに沿って走りながら、そんな基本を肌身で感じた。 (3)コンビネーションスラロームでの転倒 CB400でコンビネーションスラロームを走っていて、正直かなり調子が良かった。 (゚Д゚)「別れたパイロンは、すぐ忘れる!」 旋回中のパイロンを見ずに、次へ次へと視線を素早く送りながら走っていると、 パワフルなCB400のトルク感が気持ちよく、 短縮されていくタイムが楽しくなり、どんどんペースを上げる。 何周目かのオフセットスラロームの右ターン。 旋回中の身体が前のめりに崩れ落ちる感覚。 これは、身に覚えがある。・・・・前輪のスリップダウンだ。 (゚Д゚)「このCB、借り物なのにー! ごめんなさい!」 と思いながら、アスファルトの上を滑った。 そこには、路肩の砂が浮いていて、既に幾筋かの傷跡が残っていた。 この転倒で、丁度12時となり、お昼休みに突入する。 (^ー^)「転倒するのは、操作が雑だからですよ。」 (゚Д゚)「はい。注意します。」 (^ー^)「雑に10回練習するよりも、真剣に1回練習しましょう。」 (゚Д゚)「頑張ります!」 監督からコメントを頂いた後、皆でお弁当を食べた。 CB400とZRXにバンパーが着いたのは、この日の午後のことであった(笑)。 (゚Д゚)「ごめんね。CB400。もう転倒しないように丁寧に扱います。」 3.法規走行(13:00-13:30) 食後は、皆で法規走行の実走練習を行った。 先週は、優しい天使の様な指導員さんからも・・・・ (^ー^)「ハァ・・・・。言うことが一杯ありすぎて・・・・、まず何から直しましょうかね?」 というありがたいお言葉を頂戴していたのだが(笑)、 今日のご指摘は覚えられる範囲の中に納まっていて、 まぁこれでもイメージトレーニングの効果が多少は出ているようで嬉しかった。 しかし、課題が多いのは事実で、 ・交差点の中心の直近を通過する ・左右の距離感をしっかり掴む ・フラフラしない 辺りの課題は、来週までにしっかり意識して取り組んでいきたい。 (゚Д゚)「法規走行、これだけはもう、一生懸命やります!」 4.課題練習2(13:30-15:00) (1)体内の時計 一本橋やブロックスネークで、自分の体内に正確な時計が構築されていないことは、 今年の安全運転県大会で痛感した、私の大きな課題であった。 色々な人の経験を調べて回ったところ、『切れ目の無い数え方をする』というのが一つの方法のようだ。 今回は、この方法で自分の中の時計を構築してみることにした。 ストップウォッチを片手に、色々な単語を数字の間に挟みながら数えてみたが、 私にとって、最も適した文字数は、数字と数字の間に4文字の単語を挟むことらしかった。 (゚Д゚)「1タコヤキ、2タコヤキ、3タコヤキ、4タコヤキ!」 そして、4文字と言えば、タコヤキである。 これだけは、譲れない。 (゚Д゚)「30秒です!」 (^ー^)「惜しい。29秒だね。」 先週よりは、大分正確になってきた。 日時計から、砂時計くらいまでは進化した・・・・と思いたい。 ただ、難点が一つだけあって・・・・。 (゚Д゚)「7タコヤキ、8タコヤキ、・・・・8個入りのタコヤキ食べたいな・・・・。」 と、炎天下での消耗も手伝って、無性にタコヤキが食べたくなることだろうか(笑)。 この辺りは、今後の課題として改善を続けたいと思う。 (2)重心に乗る 一本橋の練習として、『絶対落ちない安定感ある走り』を練習すると共に、 『落ちてもいいから長時間乗る走り』を混ぜて練習を重ねることにした。 ハンドルをフルロックにして、静止状態を作る事を意識しながら時間を稼ぐ。 しかし、困ったことに、安定感ある走りをしている時と比べて、それほどタイムが伸びない。 静止状態はいいのだが、そこからの回復でかなりの距離を走ってしまい、 結果としてゆっくり安定感を持って走るときと大差ない時間となってしまうらしかった。 (゚Д゚)「しかも、自車両のVTRよりも借り物のCB400の方がタイムが伸びるんです!」 これは、VTR乗りとしては結構屈辱的な出来事で、 基本的に軽いVTRの方が一本橋には適しているはずなのに、 結果を出せないことに、かなりの悔しさを感じた。 一度手を止め、冷静に自分の走りを分析してみる。 (゚Д゚)「・・・・CB400の方が、重心のスイートスポットが広い・・・・んでしょうかね?」 静止状態の回復で、大きな駆動力や、長い距離が必要になるのは、 バイクの重心に乗れていない為であるように思えた。 CB400の方が、車体が大きく重心が低い分、 ライダーが乗る場所が重心から多少ずれていても許容してくれるということなのだろうか。 (゚Д゚)「重心に乗る事を意識して、再チャレンジです。」 目の前の時計に、41秒53が表示されたのは、練習も終わりに近づいた頃だった。 特練生として、誇れるタイムではないが、 それでも、VTRでCB400のタイムを超え、鉄製一本橋では初の40秒オーバーだった。 (゚Д゚)「来週も、頑張りたいと思います!」 自動的に計測してくれるタイマーのおかげで、集中して一本橋に取り組めた。 素晴らしい設備だ。本当に、素晴らしい設備だ。 もう一回くらい言っておこうと思う。感動に値する設備だ。 (゚Д゚)「指導員さんの視線が無いのが、気楽でいいですね。」 ・・・・最後のは、秘密にしておこうと思う。 5.まとめ (゚Д゚)「ありがとうございましたっ!」 一列になって、お世話になったスタッフの皆様にお礼を言う。 今日の特練も、怪我人を出すこともなく、充実の疲れと共に終了した。 蟻塚の中から引っ張り出してきた資材も、 天日干しの効果もあって、すっかり滅菌消毒されたようである。 勝つための練習、特練。 タイム競技において、敵の姿はそこには見えず、 結局のところ、それは自分との闘いに帰着する。 (゚Д゚)「強くなりたいです!」 暮れなずむ横浜の空に、そんな誓いを立てた。 |
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> 「指導員さんの視線が無いのが、気楽でいいですね。」 |
光Ginji 2008/06/09 23:34 |
>光Ginjiさん |
げそ天 2008/06/10 06:28 |
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