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16,000rpmまで表示のあるタコメータを視界の端で捉えながらシフトアップする。 乾燥重量186kgの巨体は、内側から湧き出す様な力強さで、その重さを全く感じさせなかった。 頑丈に作られたフレームからは、高速道路を走ってもしっかりした感触が伝わってくる。 (゚Д゚)「いいバイクですね。ZRX-2!」 予想以上に乗りやすかった。思えば、250cc以上のバイクで公道を走るのは初めてである。 パワフルなバイクに乗ったからといって、のんびりした走行スタイルが変わるわけではないのだが(笑)、 それでも、その走りの裏側にある『余裕』というのものは素晴らしく、 大排気量を好む人々の気持ちが少しだけ、ほんの少しだけ分かったように思えた。 今日は、とある方からお借りしたZRX-2と共に、 二俣川で開催されるグッドライダーミーティングに来ていた。 新車同然の程度の良い車両。ピカピカした車体に、絶対転倒させられない緊張感が走る。 1.バランスセクション(10:30-11:30) バランス走行課題---------------------------------- ・千鳥走行 ・波状路 ・一本橋 ・直線パイロンスラローム ・コンビネーションスラローム -------------------------------------------------- (1)一本橋 車両を乗り換えてすぐの低速バランス、特に一本橋は難しいものである。 クラッチは、車両の状態に最も影響を受けやすい操作の一つで、 その操作から極低速と三次元のバランス状態を作り出すというのは骨が折れる。 (゚Д゚)「・・・・まぁ、そうも言っていられないわけですが。」 二輪車安全運転全国大会では、車両に慣れる暇もなく、数々の低速課題が待ち受けているのだ。 競技として考えた時、この不慣れな環境でも卒なく走れないと、まず勝負の土俵に立てない。 絶対に脱輪しない事を考えて、バランスが崩れた時の『回復』という行為を、 いつもよりも大きめに、そして早めにしっかりと行うことが重要であるように思えた。 視線を滑らかに遠くに移し、左手でクラッチを多目に繋いで駆動力を与える。 (^ー^)「21秒。」 エンストの恐怖心から、どうしてもアクセルが開け気味になってしまい、 安心できる秒数の確保というのは、中々難しいものである。 乗り換えてすぐに、車体の重心をしっかり見極め、操れるように、練習を重ねていきたい。 (2)コンビネーションスラローム (・ー・)「バイクが寝ている状態からアクセルを開け始めていますよ。」 寝ている状態から、アクセルを多く使ってしまっているため、 もっとバイクを起す操作を入れるか、アクセルを開けるのを我慢して、 タイヤを走らせてからの方が良いとの光Ginji師匠からのアドバイス。 今のままでペースを上げていくと、いずれ転倒の可能性が高いとのお話だった。 転倒は困る。今日は特に(笑)。 (^ー^)「リーンインね。スピード系課題はリーンイン。」 しっかりバイクを起しながら走り、接地を防ぐようにと、 いつもの笑顔で鈴木監督からも檄が飛ぶ。 ZRX-2は、CB400と比べて、荷重移動に対して車体がすっと深く寝る印象がある。 ハンドルが少し遅れて切れていく様なイメージで、 これは今まで乗ったZRX-2が2台ともそうだったので、車体特性なのだろうか。 だから、しっかりニーグリップを意識して車体とライダーの重心を一つにしながら、 そのショックを吸収するような柔らかい操作を心がけた。 2.制動セクション(12:30-13:30) 制動セクション課題-------------------------------- ・急制動 ・旗振り制動 ・坂道発進 ・直線パイロンスラローム -------------------------------------------------- (1)旗振り制動 スタートして、旗があげられたタイミングで制動する反応制動訓練。 後方確認して前を見たら、いきなり旗があがっていたりした。 (^ー^)「後方だけじゃなくて、しっかり前を見て。こういう時は、発進してはいけません。」 (゚Д゚)「ハイ!」 1回の走行で2回制動が発生することもあり、頭が混乱しそうになるが(笑)、 実際の予期せぬ危機でのパニックブレーキと言うのは、こういうものなのかもしれないと思った。 (゚Д゚)「いかなる時も、適切な状況判断と操作ができるように練習して行きたいと思います。」 (2)直線パイロンスラローム 小休止を挟んだ後、直線パイロンスラロームは小さなオフセットスラロームに変化していた。 トコトコと2速でそのパイロンの森を走る。 (^ー^)「楽しかったですか?」 (゚Д゚)「・・・・え?」 (^ー^)「いや、なんか笑顔で走っていたから。」 呼び止められ、そんな風に声をかけてもらったりして・・・・ 正直、とても楽しかった(笑)。 3.コーススラローム(14:00-15:00) 慣熟走行を含めて7〜8周ほど、二俣川のタンポポの上を走った。 周回を重ねるごとにZRX-2の動きが分かってくるようで、 楽しくもあり、そしてちょっぴり怖くもあった時間だった。 (゚Д゚)「力強く重い分、乱暴に扱うと簡単にリアが滑るのが怖かったです。」 しっかりとバイクの挙動を感じながら、 優しく丁寧に操る事を心がけて行きたいと思う。 練習終了後、グッドライダーミーティングとは関係の無い部分で、 某ジムカーナA級の方からのアドバイスを受けた。 (・ー・)「タイムを削る事を考えた時、操作を一つでも減らすっていうのは大切だよ。」 例えば、右→右と隣接する短いターンの連続を処理する場合に、 一々バイクを起してまた寝かせることは得策ではない。 それらを繋いで一つのターンとして処理しながら、 その操作を減らした余裕の分、次の操作の準備をするのがポイントとのこと。 こうして、どの操作を減らせるか、コースを見ながら考えておられるらしい。 (・ー・)「後は、コースを見る時に、二次元ではなくて三次元で捉えること。」 コースは、私達が考えているよりもずっと広く、そして三次元的だ。 漠然と見ると平地に見えるコースも、実は小さな起伏がいくつもある。 例えば、路面にある小さなギャップの手前にタイヤを通せば、 そのラインが登り勾配になる分、トランクションが掛かり、 タイヤが滑りにくい状態になり、旋回速度を上げられるらしい。 (゚Д゚)「へ? 登り勾配って、このアスファルトのたわみですか?」 (・ー・)「そうだよ。」 正直、凄すぎて私の理解を超えた部分が多いように感じるのは事実なのだが(笑)、 操作を減らすと言う考え方は、私にも何となく理解できた(ような気がする)ので、 今後のラインを考える時の、一つの原則に加えておきたいと思った。 3.まとめ 今日も一日、大きな転倒者や怪我人を出すこともなく、グッドライダーミーティングは終了した。 充実した時間で、この一日で学んだことは、非常に多いように思った。 本日ご指導いただいた光Ginji師匠との雑談。 (^ー^)「げそ天は、あれだな。どこがカッコ悪いんだろうね。」 (゚Д゚)「・・・・カッコ悪いのは確定なんですね。」 明確に悪い場所は無いのだが、見本にできるほど良くも無い。 下手でもないが上手いという訳でもなく、タイムも悪くないが速くも無い。 フォームが酷いというわけでもないのだが、決して綺麗でもない。 したがって、どこを直せば劇的にカッコよくなるのかが難しいとのお話。 (・-・*)「やっぱ、顔がダメかな。」 (゚-゚*)「オーラが無いんじゃない?」 (・ー・)「なんというか、性格がアレなんじゃないか?」 素晴らしいバイク仲間からの優しいフォロー。 元気が出・・・・あんまり出ないなぁ。コレ(笑)。 (^ー^)「一言で言うと、あれだ。今はまさに『走る70点』っていう感じだねぇ。」 (゚Д゚)「70点ですか。」 まぁ、70点なら良いかぁと満足してしまう辺りが、 もしかしたら私に足りない『30点』なのかなと思う夕暮れであった。 |
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その30点が「伸びしろ」なわけで、とても有望。これから大化けする可能性を秘めていると思うのです。 |
光Ginji 2008/06/14 23:06 |
>光Ginjiさん |
げそ天 2008/06/15 05:09 |
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