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何もしないっていうことは、 もしかすると、とても贅沢なのかもしれない。 色々なことがあった一年だったから、 最後はのんびりと過ごすことにした。 (゚Д゚)「雪に閉ざされた秘湯に行ってまいります!」 特急電車に乗って3時間。 バスに揺られて2時間。 一般車両走行禁止の道を、 送迎バスでさらに30分。 海外にだって行けてしまう時間をかけて、 山は深く、空の近くに行くわけだ。 目の前に広がる渓谷と水の流れ。 声も出ず、ただ、ただ息をのむ。 隣に座る妻も、今日はとても静かだ。 この光景の前には、誰しもが無口になるらしい。 (゚-゚*)「・・・・zzz。」 って、寝とるんかい。 バスは、後清算の路線バスにもかかわらず、 途中でトイレ休憩なんかがあったりする。 白い息を吐きながら、あたりをひとまわり。 山の上では、流れる水はその姿を氷に変え、 私たちの前に壁となって立ちはだかる。 いつまで見ていても飽きない光景を、 あくびが出るくらい見続けた後、 ようやく秘湯『加仁湯』に到着した。 白濁の硫黄泉。加水なし・加熱なしの源泉掛け流し。 これぞ、正しい温泉ってやつである。勝手な私の偏見だけど(笑)。 加仁湯には、実に沢山のお風呂がある。 女性専用の第一露天。 第二露天に貸切露天の創穹、はらはら風呂。 小さな4つのロマンの湯に、内湯。 でも、一番のお勧めは、なんといってもコレ。 最大の広さと最高の泉質を誇る第三露天風呂。 (゚Д゚)「ちなみに、一部を除いて混浴なんです!」 脱衣場は別々でも、中で繋がっている、 よくテレビのドラマなんかであるアレだ。 (゚Д゚)「そして、ひとりしか いないー。」 まぁ、これもお約束なんだけれど。 ぎっくり腰になったおじさまが入ってこられて、 のんびり世間話をしたりした(笑)。 さすが、師走の平日だ。 とても肌触りの柔らかく、濃い乳白色の湯で、 飾り気の無い硫黄の香りに包まれ、 身体の芯から温まる様な優しいお湯だった。 バイクエッセイストの国井律子さんも絶賛の名湯。 お客さんを前にやる気満々(当社比)のお宿の犬アレックスと戯れる。 だって、他にすることもないのだもの。 (゚Д゚)「迷惑そうな顔せずに、構ってやってください。」 のんびりとした山里の冬を満喫しながら、 いつもよりも時間がゆっくりゆっくり流れていくのを感じた。 (^ー^)「次は、ぜひバイクでいらしてください。」 と、W400乗りな専務の小松さん。 私たちがバイク乗りだと知ると、コーヒーを御馳走してくれたりして。。。 バイクは下の街に置きっぱなしで、乗るのは年に数回だけとか。 最高のお湯と、至高の大自然に囲まれた場所、奥鬼怒。でも・・・・。 (゚Д゚)「バイク乗りには、厳しい土地ですね。」 |
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